電車の中で。

シェアする

学校に通う時に、電車を使う人も多いことでしょう。

電車の中で、皆さんは普段何をしていますか?

多くの人にとって、「スマホをいじっている」というのが答えだと思います。ここ最近、電車の乗客は驚くほどスマホばかりいじっています。

LINEをやっている人もいれば、ゲームで遊んでいる人もいます。

確かに、電車ではないところ、つまり徒歩中とかにスマホを操作するよりかはマシですけれどね。

皆さんも歩きスマホは厳禁ですよ。

ただ、電車の中の時間って、実は勉強のチャンスなのです。

1年に換算すると…120時間!?

というのも、日々の電車内の時間、スマホをいじるのをちょっとだけ我慢して勉強するだけで、ものすごく大きな違いがあるのです。

私の場合、高校時代は年間二百四十日くらい登校していました。家と学校の往復で、一日あたり30分ほど電車に乗っている時間があります。

毎日電車内で代わりに勉強したとすると、年間の総勉強時間は30×240=7200分、つまり120時間にもなるのです。

120時間というのがとんでもない勉強時間だというのは、きっとご理解いただけるでしょう。

私も勉強があまり好きではないので、受験直前の一日の勉強時間はだいたい三時間くらいでした。

すると120時間というのは40日くらいになります。

それほどの量の勉強を、電車の中だけですることができるのです。

電車の中はちょっとうるさいかもしれませんが、周りが他人だらけですから自分の勉強を邪魔してくることはありません。

自宅では、(こんなことを言うとご家族に申し訳ないのですが)家族に話しかけられるなどして勉強が妨げられることは少なくありません。

また自宅と違って娯楽もないので、却って勉強に集中しやすい環境なのです。

淡々と勉強できる貴重な機会なのです。

 毎日少しずつ

自宅や図書館でまとまった時間勉強するのと異なり、電車の中での勉強は「毎日少しずつ」という形式になります。勉強科目や細かい内容によって、前者のような時間の取り方が適している場合もありますし、

逆に後者のほうが良い場合もあります。

電車の中で勉強する際には、どんな内容でも良いというわけではないことに注意して下さい。

まとまった時間で勉強する方が良いのはどういう時でしょうか。

これは裏を返せば、細かく勉強時間が分かれてしまうと効率が悪くなるのはどういう時か、という言い方もできると思います。

たとえば毎日電車の中で小説を読むことを考えましょう。

小説を読むには、普通は何時間もかかってしまいます。それを電車の中で読むのですから、数週間ほどかかる可能性もありますね。

学校へ行く途中で読んで、帰り道でその続きを読むとすると、その間には結構な時間幅があります。

そうすると、前に読んだ内容を忘れてしまう、という深刻な問題が起こります。

帰り道で続きを読むときに、「あれ、なんでこの人泣いているんだっけ?」とか、「そもそもこの人誰だっけ?」とかいう状態になってしまうと、先を読み進める意味がありません。

結局少し前のページをパラパラめくって、復習をしなければいけない羽目になります。

歴史なんかも、勉強時間が分散すると少々困ったことが起きるのではないでしょうか。

前に勉強した内容を忘れていると、「この条約って何だっけ?」とか「なんでこの国とあの国は戦争をしたんだっけ?」という疑問を抱いたまま字面を追っていっても、あまり収穫はありません。

「文脈」の有無

小説や歴史。

これらの共通点は何でしょうか。

それは、端的に言えば「文脈を追うのが重要である」ということです。

ここでいう文脈というのは、内容全体を支配する起きな流れのことだと思って下さい。

文脈を理解しないで本や教科書を読み進めたところで、そこから得た情報は繋がりのないバラバラなものになってしまいます。

情報がバラバラだと頭に入りにくいですし、そもそも勉強した意味があまりありません。

電車の中で勉強するにあたり、いま挙げた小説や歴史などを扱ってしまうと、あまり実りない時間になってしまいます。

こういうものは、自宅や図書館でしっかり時間を取って、じっくり読み進めるものだと私は思います。

では、電車の中での勉強に適している内容とはいったい何でしょうか。

先ほどの話から類推して、皆さん自身でも考えてみてください。

もうお分かりかと思いますが、「文脈を伴わないもの」ということになりますよね。

正解です!

文脈を伴わない学習とはいったい何かというと、分かりやすい例は英単語です。

皆さんは単語を覚えるために、「入試頻出単語」のような単語帳を買って、それを覚えていると思います。

だれもが一冊はそのような単語帳を持っていることでしょう。

単語帳の中の単語は、(場合によってはカテゴリ別に分類されていることもありますが、)多くの場合は意味に繋がりがありませんよね。

繋がりが無いということは、細かく分けて勉強しても問題ないということです。

すなわち、たとえば「僕は/私は一日十個ずつ勉強する!」という風な勉強スタイルでも問題ないわけです。

これが、たとえば小説で「一日十ページずつ読んでやる!」と決めたとしたらそれはナンセンスです。

十ページというのはそもそも内容や文脈に基づいて分けられたものではありませんし、一日経つごとに前の日の内容を忘れてしまいます。

「一日十個」のような機械的な区切り方ができるのは単語学習ならではの強みといえるでしょう。

英単語がOKなら、古文単語だってもちろんOKです。

また単語のほかにも、残念ながら暗記せざるを得ないもの(たとえば化合物の色や歴史上の人物の名前)などは、電車内で覚えることをお勧めします。

逆に机に向かているときにそのようなチマチマした暗記をやっていると、勉強のやる気がうせてしまいます。

机に向かっているときは、文章読解とか問題演習とか、そういう楽しいことをやりたいですよね?

つまらない暗記は電車の中で済ませてしまいましょう。

忘却との戦い

忘却曲線というのをご存知でしょうか。

忘却曲線の理論自体は今は支持されていませんが、文脈を伴わない知識というのは、やはり頭から抜け落ちるのが早いものです。

英単語や古文単語は、まとまった時間で一気に勉強を進めても、数日たつと結構な確率で忘れてしまいます。

したがって、単語の暗記に関しては、同じ勉強時間であっても細かく分散させ、何度も繰り返し勉強したほうが定着が早くなります。

ですから、電車の中で単語の勉強をする際の注意点は、いつも新しい単語の勉強をするのではなくて、前の日やそのまた前の日に勉強した単語の復習を忘れない、ということです。

たとえば単語が二千個載っている単語帳があったとして、一日六個ずつ勉強すれば一年で終わるぞ、と考えるのは誤りです。

一年たつころには、一番最初の単語はほとんど忘れているはずです。

ですからそのように考えるのではなく、新しい単語のほかに復習も欠かさないようにしてください。

何度も同じ単語を勉強すれば、だんだん忘れにくくなるはずです。

まとめ

電車に載っている時間は、貴重な勉強の機会。

細かい時間が分散しているので、文脈を伴わない単語の暗記などが最適。

ただし、どんどん新しい内容をやるのではなく、一度学習したことの復習も欠かさないようにする。

これが今回のまとめです。

毎日電車の中で勉強をするだけで、ものすごく成長できるはずです。

実際私も、電車内で古文単語を勉強したおかげで、古文の力が飛躍的に伸びました!

正しい方法で勉強すれば絶対に大きな効果が得られることは、私が保証します!

ちょっと我慢すれば、成績はグンとアップしますよ。

スポンサーリンク

シェアする

フォローお願いします!

スポンサーリンク